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 ■202108_02 海紅 2021/08/16-15:45 No.[8909]  | 
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| 新涼の着せて真白き産着かな | |||
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つゆ草
  2021/08/24-09:09  No.[8910]
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新涼と真白きで何とも爽やかさを感じますし、産着でほのぼのとしたものを感じます。少し気になるのは、「の」の助詞の使い方です。助詞の一字の効果が大きいのは承知していながら、私にはとっても難題なのです。「新涼に」とか、「新涼を」では駄目でしょうか?先生教えて下さい。 余談ですが、もしかして、初孫とか・・?  | |||
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 つゆ草 2021/08/25-09:16 No.[8911]  | |||
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削除の仕方を知らないので、後悔しています。私生活に迄介入してしまい、申し訳ありませんでした。この場には不適切でした。 助詞に関しては本当に難しくて、未だによく理解出来ていません。でも一字変えるだけで句が素晴らしくなるのを、何度も見ています。今回の句も初秋らしくとても素晴らしい句となっているのは「の」の助詞の効果なのかなとも思いました。奥の深い俳句の課題の一つに、私がいつも悩む助詞の存在があります。日常を季語に託してさらりと詠めるように日々精進したいと思っています。宜しくお願い致します。  | |||
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 山房の海紅 2021/08/25-11:25 No.[8912]  | |||
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芭蕉会議をつくってよかったと思うのは、こういう質問をいただいたときです。 1)「新涼に」の場合は〈涼しくなったので着せる産着〉となるかな。「〇〇なので△△だ」というのは理屈っぽいので、この句の場合は好まない。 2)「新涼を」の場合は〈涼しさを着せる〉となるかな。これは文学好きの好みそうな、ちょっとカッコイイ表現だけれど、写実じゃないから採らない。 対するボクの句は「の」でちょと切れる(それは「の」だと「着せて」に掛からないことでわかる)。 では「新涼の」はどこに掛かるかといえば「産着」、「真白き産着」でもいい。ボクは〈産着そのものがいかにも秋らしいと讃えたかった〉のかもしれない。まあ、好みですかね。 附記:海紅句抄は年末に1年分を用意して、事務局のMさんに送って掲載してもらっています。つまり、基本的に昔の作ばかりです。皆さんの感想を参考にして、最終的に捨てるか、残すかを考えています。これは、ある教え子に子どもが生まれたときに詠んだものです。  | |||
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 山房の海紅 2021/08/25-11:30 No.[8913]  | |||
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附記2:この子の母親に〈ヨカッタネ、オメデトウ、カワイイね〉と暗に伝えようとしているつもりです。 | |||
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 つゆ草 2021/08/27-10:09 No.[8914]  | |||
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先生、ご指導有難う御座いました。私だけでなく、皆様も助詞に至ってはご苦労なさっている事と思います。未熟な私共は「に」「を」使いたくなりますので、「の」助詞が新鮮でした。初秋の中の倖せな世界が広がった様な句と拝見しました。 | |||
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 山房の海紅 2021/08/28-17:32 No.[8915]  | |||
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恐縮至極。 | |||