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 ■202602_02
 海紅   2026/02/16-16:28  No.[9432]
    実朝忌綱手かなしと講義了

海紅山房   2026/02/24-15:06  No.[9433]
 
    ご想像通り、この句も前回と同じ「世の中は常にもがもな渚漕ぐ海人の小舟の綱手かなしも」(実朝・新勅撰・羈旅)を踏まえた句です。時にはこんな作り方をするという例に掲載してみました。俳句を詠むための型紙はありません。楽しんで、自由にお作りください。

 

海紅山房   2026/02/24-16:44  No.[9434]
 
    蛇足@「綱手かなし」は〈(陸にいる人が)小舟の綱を引いて舟を引き揚げる景色は、世の中の平穏を思わせてイイなあ〉という意。蛇足Aこの実朝の歌も実は本歌取りで、『万葉集』の「河の上のゆつ岩むらに草むさず常にもがもな常乙女にて」(巻一)、及び『古今集』「東歌」の「陸奥はいづくはあれど塩竈の浦漕ぐ舟の綱手かなしも」(陸奥歌)が指摘されている。なんだか講義めいて、ゴメン、ゴメン。
 

美知子   2026/02/26-17:09  No.[9435]
 
    私事ですが、娘が小さい時、実朝が大好きで、歴史の本鎌倉時代の厚い重い本をエッサエッサと運んで来ては、暗誦する位、実朝のところを何度も何度も読まされました。実朝の穏やかなところが好きだったのでしょうか。
かわいそうと思ったのでしょうか。時代が時代だったら、歌人として豊かな人生を送れたことでしょう。
折も折、26歳の生涯は、冬季オリンピックに出られず亡くなったウクライナの若者たちの姿にも重なります。
実朝がどんなに穏やかな、何事もない日々を願っていたか、「綱手かなしも」実朝同様に平和な日々を願って、最終講義をこの句で結ばれたのだろうと思いながら読ませていただきました。この句で出会ったとき、そう思ったのですが、言葉にするのは難しいですね。勝手な解釈お許しくださいませ。
 



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