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■202511_02 海紅 2025/11/17-14:44 No.[9406] |
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| 落葉踏む喪中端書を懐に | |||
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千年
2025/11/17-22:28 No.[9407]
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この句は誰でもよめる気がする。しかし、わたしは喪中葉書 (端書)をふところにしたことはない。発句が、海紅先生の言葉を借りれば、死者とともにいきる脇起こしの発句になっていると思いました。 | |||
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蛙星 2025/11/25-18:27 No.[9408] | |||
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落葉を一歩づつ踏みしめながら、故人を偲んでいる様子が感じられます。凡人の感想ですが「落葉」という季語がより寂しさを増幅させますね。 | |||
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美知子 2025/11/28-10:41 No.[9409] | |||
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わかります。 夫にもそんな友人がいて、逝去を知らせた時、絶句し、その後戴いた手紙には、万年筆の太い無骨な字で「〇〇君、ありがとう」とありました。彼の寂しさがどんな言葉より伝わってきて、涙が出てしかたがありませんでした。そんな友人がいたこと、心よりよかったと思います。なんだかまた涙があふれてきました。 懐に喪中葉書を入れて、落ち葉の降り敷く林を歩く先生も大切な人だったのでしょうね。きっと亡くなった人に気持ちが伝わって、一緒に思い出を語り合っているかもしれませんね。落ち葉を踏む音が亡き人との会話のようの思えます。 | |||
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海紅山房 2025/11/30-13:17 No.[9410] | |||
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明日から十二月ですね。喪中端書が届く季節。今は亡き恩人に献盃でもしたくなる季節。「落葉踏む」という句をこの月に掲げて間違いがなかったことに一安心。いつも鑑賞していただき、ありがとうございます。 | |||