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 ■202508_01
 海紅   2025/08/01-15:35  No.[9366]
    遠花火夜勤の窓を明るうす

千年   2025/08/02-17:03  No.[9367]
 
    両国の花火聞ゆる月夜かな 子規

花火のにぎやかな音でなく「夜勤の窓を明る」くする「遠花火」、威勢の良い花火文化でない、勤め人のしみじみとした花火文化の逸品でしょうか。
 

蛙星   2025/08/04-20:03  No.[9368]
 
    一瞬も一生のうち遠花火 鈴木鷹夫

「遠花火」という季語が好きです。夜勤は一人でしょうか。あるいは複数いても静かな室内で、時々花火の音と光が届いてくる、、、そんな景を感じました。花火の「華やかでない一面」を表現した季語で、とてもいいと思います(個人的感想)。
 

eiko   2025/08/07-10:14  No.[9369]
 
    私も遠花火という季語に惹かれるひとりです。三浦半島の真ん中に住んでいると、ちょっと行けば、相模湾側の花火も東京湾沿いの花火も見えるというか、見るともなく感じています。空間が読み込めるいい季語ですネ。先生の句から音の
ーほぼーない花火のしみじみした感じが伝わります。

遠花火ひとの愁いを聞き流す  白葉女    
 

千恵美   2025/08/11-17:19  No.[9370]
 
    花火を見ている人が、花火のあがった後の寂しさを詠む句は見かけますが、
「花火を見てない人」「見られない人」の遠花火による一抹の寂寥感を詠む句は珍しく、視点の新しさと「夜勤の窓」に現実の社会も反映された斬新な花火の句だと感じました。
 

海紅山房   2025/08/15-05:48  No.[9371]
 
    四氏の御鑑賞が夜勤の窓のみならず作者の心をも明るくして下さいました。ありがとうございました。暑い日々が続きましたが、さすがに夜涼とか夜の秋という時季に入った気がします。日々お大切に。
 



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