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■202006_02 海紅 2020/06/17-16:04 No.[8766] |
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夏帯やもう過去のこと過去の人 | | |
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citron
2020/06/21-13:43 No.[8768]
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｢過去｣を理由に自分から遠ざけたい出来事や思い出を、誰しも1つは持っているのではないでしょうか。 夏帯によってそれが呼び覚まされた点に、切ない情趣を感じました。 | | |
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小待宵草 2020/06/21-16:40 No.[8769] | | |
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「過去」を2回繰り返すことで、〈思ひ〉を消そうとしている苦心が感じられます。 でも、消すことは容易くない。その人は、もう帰らぬ人なのかもしれないとも想像しました。 | | |
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勿忘草 2020/06/22-09:38 No.[8770] | | |
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私にも忘れたくても忘れられない思い出が一つあります。でも忘れなくては先に進めません。胸がキュンとなる句です。夏帯が効いていますね。 | | |
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月見草 2020/06/23-12:28 No.[8771] | | |
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胸にキュンときますね。 歳月を経て、なお美しくなる若かりし頃の痛みを伴う思い出。過ぎ越し方にこんな日があったことは、今となっては幸せなこと。 書き込みのお三方は男性でしょうか。夏目漱石の「こころ」を思い出しました。先生の句はいつも一編の小説を想起させる余情を感じます。 | | |
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紫詰草 2020/06/23-20:04 No.[8772] | | |
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どうにもならない恋をすっぱり諦めようとしている句のように感じます。かなわぬ恋でしょうか。 | | |
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山房の海紅 2020/06/25-15:42 No.[8773] | | |
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たくさんの草の花と柑橘から過分なる鑑賞のおことば、感謝申し上げます。虚実組み合わされて、作者の境涯から分離していますので、このような行き届いた読解をしていただけたものと思います。 | | |
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