詩集『失わないで「青空」』
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春
外は 嵐
明日の朝は夜来の雨に濡れて
一気に春が近づいているでしょう
固い筋肉がほぐれていくように
新たな動きが出た時
たしかな足どりで春が訪れるのです
春の足音を聞きたくて
耳をそば立てている人が
今夜も沢山いるでしょうね
春よこい
早くこい
あなたの寝顔をみながら口づさみます
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