2009年4月 歌仙「新緑の」の巻(第六回興行)
2009/04/21-15:29 No.[6269]

  歌仙「新緑の」の巻
                     
新緑の夕べにほのかマリア像   千年  
  蟻行き来して真直ぐな径       海紅
みぎひだり寄りて遊びて帰るらむ   希望
  犬の言葉を分り始める        千年
満月光届きし文を開封す        瑛子
  稲刈る伯父を手伝ひに行く      月子

秋祭り女宮司の凛々しくて      つゆ草
  平家平(だいら)と呼びし山嶺    千年
日の御影重なる思ひ透き通る     瑛子
  ソファーに沈み呷るアダージョ    世津
「さよなら」が涙に滲む置手紙     ちちろ
  優しさごっこ眉剃りし顔        千年
駅前の林檎市場の跡凍つる      酔朴
  後ろ姿に降りしきる雪         瑛子
ほんのりと玉兎遊ばすちゃんちゃんこ 千年
  母に打たれし色残る頬         酢豚
子を持つは花咲くほどに不思議なる  文子
  善根宿は飾り気もなし         世津
ナオ
捕はれしイグアナ二匹春暑し      月子
  フェーズ5へ進む感染          千年
サイレンに託す命のはかなくて     富子
  帽子似合はぬ親友がゐる       無迅
若者の街は原色青葉風         つゆ草
  君を想へば遠き潮騒           瑛子
暁に寝台列車疾走す           千年
  抵抗潜む声の艶やか          世津
手を合はせ阿修羅の前にじつと立つ  千年
  デジタルメモの電池切れたる      瑛子
罪背負ひ左遷の島の月仰ぐ       ちちろ
  中年独り新米を炊く           千年
ナウ
銀杏散る国会通り深として        月子
  耳を澄ませばツァラツストラ       瑛子
亡命のベルリンを出てパリは雨     海紅
  原稿料の振込みを待つ         千年
黄昏て枝垂桜の薄化粧          つゆ草
  海の向こうにかかる初虹        ちちろ

(平成21年4月21日首 同6月13日尾 千年捌)

千年 2009/04/21-19:46 No.[6270]

次第三。まずは、感じたままをお付けください。
理屈(式目)でいくと、夏二句きましたから、もう一句夏(仲夏か晩夏)でもいいですが(春秋は五句、夏冬は三句続けてもいい)、雑(無季)で人情(人間)を入れて長高く。

(お一人一回の付けに三句くらいだされてもかまいません。)

千年 2009/04/22-18:26 No.[6272]

第三、さて、
〇ラララララ ラララララララ ラララして
〇ラララララ ラララララララ ララもなし
〇マママママ マママママママ ママるらん

この前の論文を読む会で先生の俳句に関するご指摘を参考に遊んでみました。

〇ウウウウウ ウウウウウウウ ウウウして ではオモテには合わない。

発句のマリア様からは、完全に転じて(離れて)、「蟻の列」、「真直ぐな径」に何かつけてください。

堀口 希望 2009/04/22-23:55 No.[6273]

みぎひだり寄りて遊びて帰るらむ  希望

人情他、雑でとり急ぎ付けてみました。

千年 2009/04/23-12:25 No.[6274] 子ども、あるいはお孫さんの俤。白山連句では初の第三のらむ留め。いただきます。
千年 2009/04/23-12:39 No.[6275] 発句の人の俳号の位置が芭蕉七部集では、発句の下ではなく、一行前に配置されているので、それにならってみました。何故そうなっているのか?発句は付け句ではなく、新しい世界開闢のための始まりだからその作者名は無名性にして、しかし(前)脇へずれて記すという意図なのか・・
千年 2009/04/25-12:55 No.[6278] 四句目は表の遣句。いろいろ制約の多い表六句のなかで、さらりと流したいところ。
山房の海紅 2009/04/26-15:32 No.[6279] 耳を澄まして芋水車聞く
ガード下には夜食売る店
芭蕉の影の雨に動くか
千年 2009/04/26-22:18 No.[6280]

〇電球切れてちょっとそこまで
〇犬の言葉を分り始める
〇クレヨンもってロケットを描く

海紅先生、芋水車とは?すみません、「はい、いただきます」といきたかったのですが・・・・捌きの力量不足・・・
連衆の皆様、ここは四句目表のやり句、この際いろいろ投句してみてください。ここは、何でも付きそう・・・月の定座の前句・・・・

山房の海紅 2009/04/27-06:58 No.[6283]

ネット句会も連休に入る

 ナンチャッテ!

千年 2009/04/27-11:27 No.[6284] それでは、ここは「犬の言葉を分り始める」でいかしていただきます。蟻と犬は異生類ですので、打越ではありません。
はい、次は月の座です。よろしくお願いいたします。
谷地元瑛子 2009/04/28-07:45 No.[6285] 満月光届きし文を開封す
千年 2009/04/28-10:36 No.[6286] はい、いただきます。頼もしき連衆の初登場!瑛子様、よろしくお願い申し上げます。(時には英語でも?!)
オモテご法度の恋の呼び出しともとれますが、ここの文をどう読むか。次秋の短句でさらりとかわしてください。
谷地元瑛子 2009/04/28-17:09 No.[6287] 紫苑を詠めるこれはごほうび
大江月子 2009/04/28-18:28 No.[6288]

連休に入る!?と落ち着かないのでとりあえず

貰った金で紅葉狩りする
女優の飾る二科展の壁
稲刈る伯父を手伝いに行く

千年 2009/04/28-19:02 No.[6289] 伯父さんからの手紙ということで、稲刈る伯父を手伝ひに行きましょう。
はい、オモテ六句無事終了。次はウラの折立、秋の長句。人情離れて、景気の句が欲しいような。
大江月子 2009/04/29-07:01 No.[6290] 千年さんありがとうございます
つゆ草 2009/04/29-09:34 No.[6291] 勇気を出して 
  自我自賛して輝けり大銀杏
  秋祭り笛や太鼓に憂き飛ばし
  秋祭り女宮司の凛々しくて
よろしくお願いします。
谷地元瑛子 2009/04/29-09:44 No.[6292] 千年様、月子様ありがとうございます!
千年 2009/04/29-10:52 No.[6293] つゆ草さん、どうも有難うございます。「輝く」は「満月光」と障りますので、女宮司をいただきます。稲刈りと秋祭りとの自然な付けがいいですね。
恋の呼び出しか・・・昔は折立から恋をもってくると、はしたないと言う宗匠がいらっしゃたようですが、どんどんいきましょう。
つゆ草 2009/04/29-11:29 No.[6294] 早々と採って下さり有り難う御座います。我が街の熊野神社の宮司さんは凛々しい女性なのです。恋の呼び出しになるとは思いませんでした。
谷地元瑛子 2009/04/29-16:10 No.[6295]

つまくれないに雨粒当たる

*****
お捌きのテンポに乾杯!

谷地元瑛子 2009/04/29-19:15 No.[6296] つまくれない=touch-me-not=
鳳仙花は初秋の季語でした。不注意お詫びします!
千年 2009/04/30-08:28 No.[6298]

晩秋の次に初秋は季戻りということです。四季は自在、されど同じ季では順を尊ぶということでしょうか。
以前大岡山に住んでいたので、自由ヶ丘の熊野神社はぶらっと素通りするところでした。「女」が出て来てすぐ恋が来いというのもおかしいか・・・・・

秋三句でましたので、次は雑(無季)でいっても。

千年 2009/04/30-19:38 No.[6300] 〇平家平(だいら)と呼びし山嶺
で進めましょう。次恋でもなんでも。
平家平は実際に四国山中高知県と愛媛県の山境にあります。平家の落人・・・そこに入るには覚悟を決めて登らないといけないそうです・・・・
谷地元瑛子 2009/05/01-00:27 No.[6302]

日の御影透き通る千尋の谷

日の御影重なる思い透き通る

千年 2009/05/01-15:41 No.[6304] それでは、透き通るをいただきます。今回は発句にマリア像が出て、折立に神祇、平家で無常、日の御影ときましたか・・・何か一気に思ひがつまってきました・・・
次も雑(無季)でいきましょうか。
千年 2009/05/01-18:42 No.[6305] 次は、打越の平家の亡霊がこないように、前句から離して付ける手も・・・
御影と女宮司で「神」の打越という方もいるかとも思いますが、亡き人の尊い思い出という解釈で・・・
瑛子さん、何かありましたら、コメントください。
千年 2009/05/01-19:50 No.[6306] 〇フェイズ4からフェイズ5へ
例えば、こんな感じかと・・・・・ユーモア(おかしみ)が欲しいところでも・・・・
谷地元瑛子 2009/05/01-21:37 No.[6307]

Dear Ten Thousand Years,

なにか平家にふさわし「そうな」用語をとおもい、
語彙が不足している私は「日の御影」という心敬のことばを使ったのでした。
(日の御影花に匂えるあしたかな)
月影イコール月光であることや秋日影からの類推で,日の御影は太陽の光という意味だとおもっていました。尾根にいて、深い谷をのぞきこみます、そこに密生する木々の枝を縫うように太陽の光が届く様をイメージしました。そのあと、作為的とは思いつつ、
ちょっと恋めいた句も作ったのですが、亡き人の尊い思い出という意味にとれるとはびっくりいたしました。

sincerely yours,
eiko yachimoto

ps. 連句が好きなので駄句であることも顧みずどしどし付け句をお送りしますが、どうぞ遠慮なくボツにするなり,一直するなり,なさってくださいネ。

千年 2009/05/02-05:25 No.[6308] ははあ、心敬でしたか。「木々の枝を縫うように太陽の光が届く・・・」なるほど。もう神奈川の大山に入ってからの作でしょうか。そう、丁度花見時分に大山へ行き、「心敬の奥つ城いづこ花の山」と詠んだことを思い出しました。私事ですが、土佐の森・救援隊の一員としても、感銘いたしました。
たまたま今、曾良随行日記を読んでいたら「日蓮の御影堂」という言葉も出てきたりして・・・
平家平から目を転じて、現実の森の清々しさという解釈でもいいということですね。
はい、改めて、日の御影をいただきます。
連衆の皆様、次短句、よろしくお願いいたします。
お酒でも都市の雑踏に戻っても、恋もう一丁いきたいという感じも・・・・・
谷地元瑛子 2009/05/02-07:59 No.[6309] 土佐の森救援隊,スゴイ!日本は山国ですね。
四国は徳島県北の山奥に一度いったことがあります。
あんなに美しい紅葉は本州ではみたことがありません。
千年 2009/05/03-06:16 No.[6311] 今日、朝のラジオニュースで「徘徊高齢者探索人」という仕事があると言っていました。
さて、次・・・
千年 2009/05/03-21:28 No.[6313]

〇黄金週間なのに職安・・いやいや
〇黄金週間なのに学校・・・
今日から三日間海紅先生の「おくのほそ道」黄金授業。平成8年「発見」の芭蕉自筆草稿本と素龍清書の井筒屋版の間にある曾良(所持)本(半紙本)との関係(存在感)が霧がはれるように、よく分りました。
また、俳文は句文融合・・・・ということは、座の付け合いの連句は句談融合かも。とりとめのない雑談(ぞうだん)を交え、付け句と同時的に交された談話あっての連句の座のおかしみ、おもしろさ、真剣さ・・・

ということで、次はどうも平家がかなりきいてなかなか出しにくい状況か?GWは連衆の皆様お休みください。

世津 2009/05/03-21:48 No.[6314] 〇ソファーに沈み呷るアダージョ
〇心うらはら注ぐアダージョ
〇心を込めて注ぐアダージョ
アダージョはフランス語。音楽用語で「ゆるやかに」という意味だそうです。赤ワイン。「アダージョ デ ゼザール ルージュ」・・・雑談でごめんください。
千年 2009/05/04-05:31 No.[6315] adagio(イタリア語)で「穏やかに演奏せよ」と辞書にはありますが・・・いや、しかし、これは勉強になります。フランスワイン詳しい方なにか雑談ください。ゼザールがどっかフランスの地名?
ということで、あおるアダージョをいただきます。世津さん、どうも有難うございます。
千年 2009/05/04-05:34 No.[6316] 次は恋っぽく決めてもらってもいいか・・・・渡辺淳一先生あたりの小説っぽく?!
千年 2009/05/04-05:47 No.[6317] ウウウ・・「平家平」という地名と「アダージョ云々」のワインの固有名詞の打越になるか・・・まあここは四国の地名と外国の酒の銘柄で離れているので許していただきましょう・・・絶妙に付いていますので。
アダージョを「どぶろく」とやったら、秋祭り、平家平から離れてないし、しかも秋にすぐ戻ってしまう。ウオッカでもいいが、ここはアダージョ=赤ワインがなんともいいので、これでいきます。
ちちろ 2009/05/04-07:55 No.[6318] ●「さよなら」が涙に滲む置手紙
谷地元瑛子 2009/05/04-14:34 No.[6319]

adajoとはボルドー地方のものでしょうか?
きれいな赤色が透き通っているところが
付け筋でしょうか?

三省堂から出た『月と花』という連句の本に『アブサン呷る恋の行く末』という句が有ると思います。
(私の名前になっていますが,実際は先輩がつくりました)
アブサンは強いお酒なので「あおる」でいいと思うのですが、
フランスワインを「あおる」ということは????
すこし気になります。

千年 2009/05/06-06:10 No.[6321] 酔っ払いには呷る。毒入りワインは呷る・・・
酔っ払いがワインをオーダーするとき、これ三本とまるでビールを注文するように頼む野蛮な世界を私は経験したことがあります・・・・世津さん、失礼。
透き通るに対して、やはり赤く濁っているところもつけ筋だと感じました。アダージョ(ゆるやかに)をあおるところがおもしろい。
ということで、心中のテーブルに置手紙がありました。見事恋去り。いただきます。
谷地元瑛子 2009/05/06-07:01 No.[6322] ご説明で『ガッテン』しました。
thanks.
ちちろ 2009/05/06-10:25 No.[6323] しばらく留守にしている間に連句がはじまっていたのであわてて参加しました。千年さん、ありがとうございました。
千年 2009/05/06-13:16 No.[6325] むう・・・恋去りといいましたが、「句」だけの解釈でいくと、恋っぽさは出ずにいきなり別れの常套手段涙で滲んでさようならになってしまった・・・・雑談で恋の幻想を共有したからいいか・・・・心弾む恋は次のチャンスに期待しましょう。
もう一丁、せっかく別れたんだから次の人と渋谷で会ってもおもしろい・・・・
さて、
次は月の座の前の短句。冬の季語を入れても、雑でも。
(まてよ、「日」が月の座と三句去りになるから、月は下げて五句去りくらいにしてもいいか・・・捌きの独白お許しあれ)
千年 2009/05/06-14:03 No.[6326] 〇電池の切れた電子図書館
〇無蓋列車の走る大陸
〇柱時計の小鳥出たまま
〇優しさごっこ眉剃りし子と
千年 2009/05/06-14:11 No.[6327] 堕落の世界をいただきます。次は月の座ですが、日が近いのでこぼし(定座より後に下げる)ましょう。
そろそろ人情ではなく、場面転換の景気の句がほしいような・・・
千年 2009/05/06-14:28 No.[6328] 海紅先生の「おくのほそ道」スクーリングでは、昨年の山寺の話が交わされていました。いろはさんや大塚さんという言葉も飛び出し、芭蕉会議の皆様のご活躍が感じられました。昨日は、講義の後、東京芸術劇場(池袋)の副館長(館長はシェークスピア研究の小田島雄志)だった丹野さん(通信生 山形県御出身)と白山の立ち飲みやで一杯。丁度、阪神大震災の年の東京芸術劇場での連句会出席が私の初の連句体験だったので、不思議な縁を感じてしまいました。
いろはさん、そろそろご登場お願いいたします。
酔朴 2009/05/06-17:06 No.[6329] ・駅前の林檎市場の跡凍つる
千年 2009/05/06-20:29 No.[6330] 牧水さんでなく酔朴さん有難うございます。虚実の実を感じる付け句ありがたし。
家出した子がよからぬ大人と援助交際している場が、林檎市場の跡がでてきたおかげで、家出の娘が家に帰ってきて、不況ながらも、親子で心配しあっている場面に転換したような・・・深読みかなあ・・・
「凍つる」で三冬。次冬の短句・・・冬の月でいってみましょうか。
千年 2009/05/08-02:13 No.[6331]

今、酔朴さんが今夏自費出版される予定の歌文集のゲラを拝見しています。俳文学研究会の吟行や旅行の話もでてきて、その時の場面が熱く甦ります。皆様請うご期待。

次は月でなくてもいいし、噂の月でもいいし、冬はもう一丁いきたいような・・・

千年 2009/05/08-02:37 No.[6332] 折立の秋祭りの次にお酒でも付けていれば「恋の座」がスムーズに流れたかもしれませんね。平家はちょっと磁場が強かったかなあ・・・しかし、「日の御影」なんて名句もでてきたし・・・
ま、36歩1歩も帰らず、どんな世界がでてきますか、それが楽しみ、連句の世界、時空を超えて行き交える・・・行きて帰るなんて言葉もあったか・・・おやすみなさい。
谷地元瑛子 2009/05/08-20:45 No.[6333]

*後ろ姿に降りしきる雪

*心閉ざせど吐く息白く

*雪を冠った貨車到着す

千年 2009/05/08-23:08 No.[6335] 後ろ姿の時雨れてゆくか・・ではありませんが、後ろ姿をいただきます。
千年 2009/05/08-23:56 No.[6336] 〇ほんのりと玉兎遊ばすちゃんちゃんこ
谷地元瑛子 2009/05/09-12:00 No.[6337] 私がはじめて北海道を訪れたのは厳寒の旭川。帰る日には
駅前の『買い物公園』(変な名前だと思ったのを覚えています)
に雪が降りしきっていました。後ろ姿は義父母です。
山頭火句に似ている事は後で気がつきました!
 
千年様の御句、心で月を愛でているゆったり感が素敵です。
〜ぎょくと〜と読むのでしたか。ちゃんちゃんこ
で冬のお月見。この御句には粘りの無い句(=人がいない
例えば『雪を冠って列車到着』のような句)が前句になった方がいようにも感じます。
ちゃんちゃんこの膨らみ感と雪のフンワリ感で付けるのはいかがでしょうか?
千年 2009/05/09-19:17 No.[6338]

ここは、誰かが着ているちゃんちゃんこに月の兎が織り込まれているといった風景のつもりです。お父さんが着ていたかも。母さんが夜なべしてちゃんちゃんこ仕立ててくれたといった感じでも・・雪が出たので、降り物と天象の打越にならないよう、ここは雪と月の擦り付け。月の異名をいれて冬三句でいってみました。

それでは、ちゃんちゃんこで進めます。

掲示板にもちちろさんが紹介していますが、根本さんの「葭切の領地に青き風が吹く」の句が今日の読売新聞2面・長谷川櫂「四季のうた」だったかに採りあげられています。連句にも盗り上げたいところ・・・・

千年 2009/05/09-19:29 No.[6339] 次花前。雑(無季)の短句でお願いします。
酢豚 2009/05/10-23:56 No.[6341]

母に打たれし色残る頬

まだ酒も残っています。

千年 2009/05/11-00:10 No.[6342] はい、いただきます。母親に打たれる愛情・・・今ほんとのロック歌手の追悼番組きいています。
千年 2009/05/11-00:33 No.[6343] 花の座
連衆の皆様よろしく
ちちろ 2009/05/11-08:44 No.[6344]  ●日も暮れてまだまだ遠き花行脚
千年 2009/05/11-11:03 No.[6345] 「日」は同じ面にあるし、玉兎も打越にいるので、ちょっとここでは使いたくありません。もう一考お願いいたします。
ちちろ 2009/05/11-15:02 No.[6346]

なるほど。

 ●行き暮れて山里急ぐ花行脚
  ●花けぶる山里行けば地蔵あり

千年 2009/05/11-17:38 No.[6347]

ちゃんちゃんこの愛情に対して、跡が残る打ち方は虐待だったか・・・

「山里」も、平家平の山嶺が同じ面にあるのでちょっとご勘弁を。花行脚はいいと思います。上五、中七が花行脚の説明になっているので、二物衝撃じゃないですが、何か取り合わせの句がいいような・・・
他の連衆の皆様もどうぞ。花の座の句はこの座に集中するための大きな折り返し点。複数の連衆からいただきたいところ。

ちちろ 2009/05/11-21:40 No.[6348]

いやあ〜、本当に難しいですね。なにしろここで句を出すときには最上部の全体の流れは見えておらず、前句や打越くらいしか覚えてないので、ご指摘のようなことになってしまいますね。
さすが千年さんはよく見ていますね。名捌き!
とりあえず懲りずにまたまた出してみます。

 ●中尊寺山寺象潟花行脚   ちちろ

堀口 希望 2009/05/11-23:11 No.[6349] 花の座にとりあえず参加
  未練なることはせざれと飛花落花    希望
千年 2009/05/12-00:24 No.[6350] 飛花落花いきたいんですが、大打越に降りしきる雪・・・・雪月花といいます・・・ここは散らない花が欲しい。。。
谷地元瑛子 2009/05/12-00:35 No.[6351]

*嵐去る屈みて触るる花一片

*桜濃き小松が池は線路際

文子 2009/05/12-00:41 No.[6352] 子を持つは花咲くほどに不思議なる
千年 2009/05/12-00:53 No.[6353]

夜の夜中に忙しき・・・・
文子さんの句をいただき、千年の眉剃りし子の「子」を「顔」にします。「母」に「子」の付けでこれほどの付け味の連句があっただらろうか!

次、春の短句。

ちちろ 2009/05/12-07:43 No.[6354]

千年さんに「山」を指摘されていながらまたまた山を詠んでしまうなんて我ながらしょうがないね〜。
でもめげずに次の句を・・。

 ●巣立ち促す親鳥の声
  ●巣立ちの鳥の鳴き声しきり

親は母の打越?

谷地元瑛子 2009/05/12-08:11 No.[6355] 素晴らしい花の句ですね!発句の聖母とすてきに
響いています。
千年 2009/05/12-11:38 No.[6356] ちちろ様
打越に母、前句に子、次に巣立ち(親鳥)はご指摘の通りです。三春か、晩春の句で別世界に飛んでください。
世津 2009/05/12-18:17 No.[6357] ○虻がいるから早く帰ろう
○善根宿の飾りけのなし
千年 2009/05/12-19:03 No.[6358] アブにやられるのは夏の川べりでしたからアブは夏の季語と思っていました。今度は親父が出てきたか・・・
善根宿いただきます。「善根宿は飾り気もなし」に一直させていただきます。仏もこれででましたね。
連句は同時代の集合詩でもあります。どんどん今の要素を入れ込んでいきましょう。
次、なごりのオモテの折立、春の長句をお願いいたします。
ちちろ 2009/05/13-07:55 No.[6359] 千年さんに質問です。
善根は釈教にならないのでしょうか?
ちちろ 2009/05/13-07:56 No.[6360] 表六句と勘違いしました。
ごめんなさい。
千年 2009/05/13-10:27 No.[6361] はい、子と母の擦り付けから、遍路の善根宿で離れた(離した)付け・・次は春の景気の句なら何でも付くような・・・また新たな世界を開いていきましょう。
大江月子 2009/05/13-21:33 No.[6362] 五年目に就職決めて卒業す
捕らはれしイグアナ二匹春暑し
千年 2009/05/14-11:58 No.[6363] さっそく有難うございます。イグアナいただきます。静かな町にひと騒動・・・
千年 2009/05/15-17:38 No.[6365]

○デジタルカメラすぐに取り出す
○何でも屋とて職にありつく
○海賊船は潜ませておく

何か時事っぽい句でもいいか・・・地球村の各断片付け

千年 2009/05/15-18:06 No.[6366]

○レベル5(ファイブ)へ進む感染

動物界への過剰な人間の介入で新しいウイルスが飛び出す・・・
それでは病体付けということでいきます。

千年 2009/05/15-19:55 No.[6367] 次は・・・何でも。
小出富子 2009/05/15-23:00 No.[6368] サイレンに託せし命はかなくて    富子
ちちろ 2009/05/16-07:11 No.[6369]   停留の措置が解かれて万歳す  ちちろ
千年 2009/05/16-08:05 No.[6370]

停留の措置・・・はちょっと付きすぎ。
サイレンに託せし???命もイグアナ2匹の強烈な命に対して、感染ときて、また命とくるとどうも打越の感あり。

もう一ひねりお願いいたします。

ちちろ 2009/05/16-08:35 No.[6371] ●ひねってもラベル程度の頭なり  ちちろ
千年 2009/05/16-13:24 No.[6372]

サイレンは空襲警報のことでしょうか。前句が少し抽象的な気配もありますので、なんか具体的な世界がほしいような・・・何かピカソのゲルニカのような世界を想像されているような・・・思いっきりシュールな世界に遊んでも・・・

感染をウイルスではない別のものに読み替えても・・

つゆ草 2009/05/16-21:14 No.[6374] 最近久しぶりに原宿を歩き若さに圧倒されて
   病魔とは無縁原宿異空間
   原宿はすでに原色夏気配
   原宿の若きエキスを貰い受け
病体付けには遠ざかってしまいましたが・・・
小出富子 2009/05/16-22:54 No.[6375] 千年さん 
  サイレンは、一月程前に、体調不良で救急車のお世話になりました。その時「まさかこのままあの世に………。」という体験から詠んでみました。
千年 2009/05/17-00:40 No.[6376] 富子様 了解いたしました。命いただきます。
命云々いろいろ言いましたがそれはレベル3段階の理屈です。
小出富子 2009/05/17-14:31 No.[6377] 千年様、有り難うございました。「はかなさ」に情をこめてみましたが……。
千年 2009/05/17-18:14 No.[6378] 失礼しました。「命の」でしたので訂正します。
次はさらりとやり句でも・・
伊藤無迅 2009/05/17-23:32 No.[6379] 遅ればせながら参加でーす。
   帽子似合わぬ親友ふたり
   ながなが交わす筍談義
   ドリンクバーまで程よき近さ
千年 2009/05/18-09:11 No.[6380] はい、「はかなさ」をしみじみ感じている病室に、ふわりと親友が現れた・・・「帽子似合わぬ」という他者への思いが「はかなさ」という思いを跳ね返す、程よき付け味を醸し出しているように思います。親友(4文字)ふたり(3文字)の四三の危うさもここでは生きている。
千年 2009/05/18-09:20 No.[6381] 次は夏の長句でいきましょうか。
つゆ草 2009/05/18-10:23 No.[6382] 小出さんご無沙汰しております。大変な目に遭わられたのですね。もう大丈夫なのですか?お大事になさって下さい。場違いの句を出し恥ずかしい限りです。反省して再度挑戦します。
小出富子 2009/05/18-14:56 No.[6383] つゆ草さん、有り難うございます。おかげさまで元気になりました。
千年 2009/05/18-16:15 No.[6384]

つゆ草さん、特に夏気配の句は、サイレンの句の意味が分らなかったらいただいていたので、けして場違いではありません。次の句であってもいけるような。
夏気配を夏の季語に変えて何かうまくいえませんでしょうか。ちょっと前に「春」がでているので、「夏」ではなく夏の季語がいいと思います。ちょっと、おせっかいでした。
何か、夏の風景なら何でもつくような感じでしょうか。他の連衆の皆様もどうぞ。

「レベル5」を「フェーズ5」に訂正します。

つゆ草 2009/05/18-20:16 No.[6385] 千年さんありがとうございます。小出さんのことに驚いて健康のありがたさをつくづくと思いました。
  空の青青葉のあをの眩しくて
  若者の街は原色青葉風
などいかがでしょうか
伊藤無迅 2009/05/18-22:04 No.[6386] 早速、付けて頂き有難うございました。
さて、小出さん、句会などで暫くご無沙汰しているので気にしておりましたが大変でしたね。
どうぞご自愛し、また句会でお会いできる日を楽しみにしております。
    青嵐まだそのままの六地蔵
    たかんなの出たるところ吾子の糞(まり)
小出富子 2009/05/18-23:03 No.[6388] 無迅さん、有り難うございます。少し不安はありますが、元気にしております。
千年 2009/05/19-00:14 No.[6389] つゆ草さんの「若者の街・・」いただきます。
つゆ草 2009/05/19-08:57 No.[6391] 若者の街原宿は近いのですが、それこそ場違いの雰囲気がありほとんど行きません。でも昔の古いアパート跡に素敵なビルなど出来ていて少し変わっていました。早速採り上げて下さり有り難う御座いました。
千年 2009/05/19-10:48 No.[6392] もう一句夏・・・
谷地元瑛子 2009/05/19-21:36 No.[6393]

*ふたりの世界蝉時雨消ゆ
*蚊帳吊り終えて遠き潮騒
*はたちの夏に離別幽閉

^^^^^
  丹後の味土野(みとの)に行ってきました。野とは名ばかり、峻厳な山頂にガラシアの幽閉跡がありました。360度見渡せる日本のマチュピチュのような地で,緑の大木に藤が瀑布のようになだれかかり青葉風にゆらいでいました。本能寺の変のあと、これまた20才の細川忠興は愛する妻を離別幽閉。。。

千年 2009/05/19-23:23 No.[6396]

はい、前句は恋の呼び出し・・・ふたりの世界をいただきます。潮騒も海がまだでていないので、いいのですが・・・

松永貞徳(1571〜1653)は忠興の父親の幽斎(藤孝)に歌学、光秀の「ときは今・・」の座の捌き・里村紹巴に連歌を学んだとか・・芭蕉の学問の先生・北村季吟は貞門・・・「俳諧も和歌の一躰なり」貞徳

千年 2009/05/19-23:32 No.[6397] ううう、打越に親友ふたり。貞徳談義している場じゃない・・
ここは、「帽子似合はぬ親友がゐる」にして、ふたりの世界をいかして恋を進めましょう。
そして、「蝉時雨」と「命はかなき」、「サイレン」が、ちと近いので、「ふたりの世界 遠き潮騒」としましょう。夏は青葉風の一句ですてていますが、潮騒で夏の季節感がでてますよね。
来月で40の恋もノーサイド???
はい、次。
谷地元瑛子 2009/05/20-01:23 No.[6398]

iguana二匹親友も二人でした.すみません><;;;><
数字は5もありますので、
*君を想えば遠き潮騒
はいかがでしょうか?

ps幽斎の隠居城が舞鶴に復元されていました。歌にちなんだ心種池もあります。

千年 2009/05/20-10:54 No.[6399] そうでした、イグアナ二匹が完全に抜けていました・・・君・・でいきましょう。
伊藤無迅 2009/05/20-22:49 No.[6401] ごめんなさい、iguana句は完全に失念していました。
千年 2009/05/20-23:22 No.[6402]

いえいえ。実際の座ですと、連衆の誰かが随時執筆役になって、「二は打越じゃないが、近くにでてますよ」といった感じで、指摘して、もう一度ひねり直してもらったり、こう直そうと合作することはよくあることです。

次に、鷹一つ見付けてうれしいらご崎 芭蕉
なんて句も付きますね。
裏の恋の座とはまたおもむきを変えていきたいところです・・・
雪女違う乳房に会いに行く(真鍋呉夫)だったか、こんな句もいけますね。

○一輛のローカル線の逃避行

千年 2009/05/20-23:24 No.[6403] また、数字がでちゃいました。
谷地元瑛子 2009/05/21-09:28 No.[6404]

千年さま

いらこ崎の句、良く合いますね。浅沼ハクさんいうところのサンプリングは、過去の作者との心ときめく交流です。連句ならで!

虚子の句に、たしか、

虹立ちてたちまち君のいる如し

がありました。うろ覚えですみません。これは付き過ぎですね。

千年 2009/05/21-10:33 No.[6405]

○国境を歩いて越える逃避行
○暁のブルートレイン逃避行
ブルーと青葉が障るので
○暁の寝台列車逃避行

逃避行した君を想えば・・・
連衆の皆様もよろしく・・・過激に・・

千年 2009/05/21-16:06 No.[6406]

んんん・・いまいちですね。何か、575にとらわれない魂の一行、官能の一行でいきたいような・・あるいは、崩して江戸のバレ句・・・

○ママさんに誘はれている逃避行・・・新橋から抜け出せない・・・・

千年 2009/05/22-00:39 No.[6409] まったくどうしようもない
千年 2009/05/22-12:09 No.[6411] それでは、暁の寝台列車で逃れていきましょう。
谷地元瑛子 2009/05/22-13:17 No.[6412]

千年様
前の面が悲しい恋だったので、今度は成就したいのですが。。。。

玉造大聖堂よ愛の火よ
キスの嵐に呪い溶けたり人魚姫
大伽藍はウェディングマ−チに包まれて

千年 2009/05/22-22:47 No.[6413]

はい、発句にマリア像があるので、発句には戻りたくないので、聖堂等は使いたくなし。
人魚姫の瑛子ワールドは、また次の展開でお願いします。恋の座は何度あってもいいので、ここは良かれ悪しかれ「逃避行」で逃げます。

今夜は、講釈師・竹林舎青玉さんの、ひばり歿後20年のバンド入りひばり伝記(2時間)の熱演に触れてきました。
  舞台にかける歌姫がゐる
麦笛や昭和は歌とともにあり

世津 2009/05/22-23:15 No.[6414] ・天から降りる励ましの声
・くじけし心励ましてやる
・抵抗潜む声の艶やか
千年 2009/05/22-23:37 No.[6415]

 足駄はかせぬ雨のあけぼの     越人
きぬぎぬやあまりかぼそくあてやかに 芭蕉
  かぜひきたまふ声のうつくし    越人

阿羅野「深川の夜」の恋の座・・これなんですよね・・

世津さんの「声」いただきます。

千年 2009/05/23-00:05 No.[6416] 暁の句をちょっと訂正。説明的に逃避行なんて言う必要がなくなった。
谷地元瑛子 2009/05/23-07:11 No.[6417] 千年様
お捌き納得致しました。3句の流れが
詩的です。
  thanks, eiko
千年 2009/05/24-00:41 No.[6419] 次、なんでも
千年 2009/05/24-18:35 No.[6420]

それでは進めましょう。
○手を合はせ阿修羅の前にじつと立つ

阿修羅の声を聞いてきた方いませんか?

千年 2009/05/24-18:52 No.[6421] 次は月前の短句・・ここ一連の流れを破るような思わぬ付けがおもしろい・・・
谷地元瑛子 2009/05/26-00:39 No.[6422]

ポメラを開く三面鏡式

*キングファイルの会社から出た文房具としての
  キーボード入力器?

千年 2009/05/26-11:37 No.[6423] pomeraがいまいちわかりませんが・・・
谷地元瑛子 2009/05/26-12:47 No.[6424]

*グーグルからコピーしたものをお送りします。
  シンプルさが新しい人気商品だそうです。
  key boardが折りたためるのがスゴいと思います。
   近い将来、連句会でも活躍するのではないでしょうか。
  ******
デジタルメモ「ポメラ」は、手軽に持ち運べる文庫本サイズの本体に、折りたたみ式のキーボードと4インチの液晶画面を装備。キーボードを開けば、パソコンと同様のスムーズな文字入力が可能です。また、電源スイッチオンから約2秒で起動し、乾電池による長時間駆動(連続使用20時間)など、いつでもどこでも、メモ感覚で手軽に文章入力の出来る、これまでにない新概念のデジタル入力ツールです。
  メモした内容は、テキストデータ(.txt)としてパソコンに転送して編集加工できるので、文書作成を効率化させる、画期的な新しい「メモ帳」としてご活用いただけます。

 現在、ビジネス文書のほとんどはパソコンで作成されていますが、メモをとる場合に多いのが、「手書き」するケースです。(「手帳:43.7%」「ノート:37.7%」出典(参考):第44回BB-WAVEアンケート「ビジネスマンの”メモ”事情)
  手書きのメモでは、「文字が読みにくい」、「紛失しやすい」、「パソコン上で活用する際に内容を再度書き起こさなければならない」等の不満があげられています。一方で、小型化が進んでいるノートパソコンですが、起動・終了に時間がかかり、バッテリーの性能により長時間使用できないなど、日常のメモとして活用するには使い勝手に不満があります。また、情報漏えい問題からノートパソコンの社外持ち出しを禁止する企業が増えるなど、使用シーンが限られているのが現状です。
  今回発売するデジタルメモ「ポメラ」は、手軽にどこにでも持ち運べ、素早く起動してスムーズに文章入力が行える、新概念のデジタル入力装置です。キングジムでは、この新しいデジタルメモ「ポメラ」を、アクティブなビジネスシーンでのメモ・文章入力に最適なツールとしてご提案し、デジタル時代の知的生産性向上のお手伝いをしてまいります。

千年 2009/05/26-20:10 No.[6425]

大変よく分りました。が、三面鏡の次に月がくるのもちょいと避けたいので、「デジタルメモの電池切れたる」でいかがでしょうか。やっぱり手書きよねと阿修羅の腕も言っているようで・・・・
しかし、ポメラのおかげで別の世界へ転換できました。どうも有難うございます。

次は、月(秋)です。

谷地元瑛子 2009/05/27-07:38 No.[6426] ご治定ありがとうございました。
千年 2009/05/28-21:17 No.[6427] 白山連句実況中継のときに、いつも東洋大学野球部が神宮で優勝してくれます。ジンクス・・・
〇あこがれのハワイ航路に望の月・・・今度の芭蕉会議の集いまでに巻き上がればいいと思いますので、皆様いろいろ出してみてください。
ちちろ 2009/05/29-16:18 No.[6428]

またしばらく留守にしている間に随分進みましたね。 月の句に参加。

 ●罪なくして配流の島の月仰ぐ

ちちろ 2009/05/29-17:30 No.[6429]

「配流」じゃいくらなんでも時代が違いすぎますね。

 ●罪なくして左遷の島の月仰ぐ

千年 2009/05/29-23:22 No.[6430] はい、いただきます。罪なくして、ではなく罪背負ひ、とストレートにいきましょう。
千年 2009/05/29-23:25 No.[6431] 次、秋の短句
ちちろ 2009/05/30-07:22 No.[6432] 千年さん、ありがとうございます。
確かにストレートの方がいいかも・・。
千年 2009/05/30-09:28 No.[6433] おかげさまで、ほんとに別世界へ転換できました。有難うございます。
千年 2009/05/31-18:53 No.[6435]

今日、20年ばかり使っていた炊飯器がいかれてしまい、ヨドバシカメラへ新品を買いにいったら、瑛子さんご紹介のポメラが販売(6月4日入荷)されていました。折りたたみ式の携帯手帖・・・かなり売れるかもしれませんね。
ダービーや我は飯炊く男かな

お、できました。
〇中年独り新米を炊く
新米は晩秋になっていますね・・・じゃこれでいきましょう。

千年 2009/05/31-19:00 No.[6436] いよいよ名残の裏にはいります。実際の座ですと一気呵成に挙句まで、といきたいのですが、あわてずいきましょう。
晩秋か三秋の長句お願いいたします。私みたいに、このスペースを無駄話に利用しながら、付けが浮かぶ面白さもお試しあれ。
谷地元瑛子 2009/06/01-11:07 No.[6437]

千年さま

新米の貴句は実に最高の味です。

ところで未練がましいですが、アシュラとポメラ
を並べたかったのですが。。。

「デジタルメモはポメラと呼ばれ」

はいかがでしょうか? 連句は新しい語を世に広める役目もあると習いました。時事句ともなりましょう。

電池が切れるとか、インクが赤黒いっぺんに切れるとか
連句ではよくつかわれる手管のように思えて。。。。
 
humbly yours,
eiko yachimoto

谷地元瑛子 2009/06/01-11:10 No.[6438]

aki no choku:

灰汁汁の雫やみけりホトトギス  凡兆

 サンプリングとしていかがでしょうか。

千年 2009/06/02-06:41 No.[6443] ガメラじゃなくポメラで何か意味があるのでしょうが、新商標登録用語のポメラ三面鏡はどうもなじめません。あれで流しましょう。
谷地元瑛子 2009/06/02-10:24 No.[6444] 御返事ありがとうございます。
まったく知らない同士でひとつの詩を共同制作
するとき、語感や美意識や信念やなどなど
において、一致できないのは当たり前のことですね。
譲り合いのなかから思ってもいない調和が生まれることを
なんども体験しました。
千年 2009/06/03-00:57 No.[6446] 今日は桑原氏の「第二芸術論」を神保町に探索しましたが、ありませんでした。詳細は白山問答に書きます。
次は秋の長句。何でも実験的に添えてみてください。おもしろいと思うんですが・・・
大江月子 2009/06/05-10:23 No.[6448] 東京の街美しく銀杏散る
大銀杏奈良公園を染めあげて
芸術祭上野新宿池袋
千年 2009/06/05-12:17 No.[6449] 「若者の街」があるので、
「銀杏散る国会通り美しく」でいかがでしょう?
国会通りは日比谷図書館から議事堂へ向う道です。
千年 2009/06/05-13:46 No.[6450] 「ぐ」「く」「く」に末尾があるので、美しく国会通り銀杏散る にしましたが、「美しく」をもう一工夫できるような・・・銀杏散るで十分美しい季語・・何かありましたらご指摘ください。
大江月子 2009/06/05-16:25 No.[6451] 千年さんありがとうございます。そうですね、美しいという言葉は使わない方がいいかもです。私はいつも東京は美しい美しいと思っているので…
あの国会通りも好きです。
真すぐなる国会通り銀杏散る でもないですか。よろしくお願いします。皆様も。
千年 2009/06/05-18:46 No.[6452]

すみません、最初の句は東京の街は美しい、そこに銀杏が散っている(のでなお美しい、情感がある)といったのを「街」が駄目だと直したところからきてますので・・・
さて、ここはこうしましょう。

銀杏散る国会通り深(しん)として

普段は議員や官僚の車が頻繁に行き交う国会通り、なぜかしんとしている・・うつくしく銀杏が散っている・・国会解散、総選挙の近未来情景あるいは朝早い都心の情景・・・

千年 2009/06/05-18:50 No.[6453] 次は何でも、無季の短句か。
千年 2009/06/06-07:51 No.[6454] 冬一句季移り(無季をはさまず、別の有季の句を続ける)でも・・・
谷地元瑛子 2009/06/06-07:56 No.[6455] 神妙復帰草薙剛
耳を澄ませばツァラツストラが
千年 2009/06/06-21:30 No.[6456] 芸能界の言葉(人物)はよほどフィットしないと、その付けは陳腐になります。
ツァを哲学した人自身をもってきたほうが全くおもしろいと思います。誰だっけ?・・・
千年 2009/06/06-21:48 No.[6457] 耳をすませば・・・国会通りに付いてますね・・
千年 2009/06/07-11:01 No.[6459] おはようございます。捌きの力量不足でニーチェのツァラツストラがよくわかりませんので、その付け味をてみじかに教えてください。「神は死んだ」ぐらいしかうかびませんので。哲学をもってこられたところはいいですね。
痩せても語るソクラテス君
千年 2009/06/07-11:49 No.[6460] はい、調べました。ツァラツストラ→ゾロアスター教の開祖のドイツ語読み。超人、永劫回帰、力への意志・・・
永劫回帰「無限の時間の中での有限な<力への意志>の戯れ、すなわち<永劫回帰>を存在全体の根本性格とするニーチェはこの思想に襲われ・・・エリアーデは、祖型への回帰と神話的時間の循環を、この語を用いて論じている。」
補足があれば、瑛子さんお願いします。草薙君は預言者のダシになりましたね。神祇、釈教、ゾロアスター世界宗教会議(司会進行・バッカス草薙)が連句に現出?!
耳を澄ませば、いただきます。国会に超人はナイスな付け!
谷地元瑛子 2009/06/07-16:22 No.[6461] 千年様
素晴らしいリサーチありがとうございました。
わたくしにとってツァラツストラは英語の現在完了形をおしえるときつかうR.シュトラウスの『ツァラツストラかく語りき』です。これはかっこいい音楽で2001年宇宙の旅の映画につかわれていたとおもいます。存在の余韻がまざまざ*いま*ここに残るかんじが現在完了形、
エルビス プレスリーもステージショーでつかっていたとおもいます。Elevis has left the building.というアナウンスが熱狂する
観客につたえられたのが印象的でした。
採用ありがとうございます!
eiko
千年 2009/06/07-17:12 No.[6462] いやいや、宇宙の旅の音楽が一気に響いてきました。宇宙的転換、有難うございます。独り飯炊く40代最後の日曜日が宇宙的深淵音に包まれました。深謝!
千年 2009/06/07-17:14 No.[6463] 次はさて、冬か夏一句はさんでもいいし、雑でも。人情入れてください。
山房の海紅 2009/06/08-20:32 No.[6464] 亡命のベルリンを出てパリは雨  海紅
千年 2009/06/08-21:06 No.[6465] どうも有難うございます。さて、誰の俤・・・いただきます。
千年 2009/06/08-21:11 No.[6466] いよいよ花前。雑の短句。
谷地元瑛子 2009/06/09-06:38 No.[6467] アールヌーボー風な付けを頂き、残り3句が
いよいよ楽しみです!
伊藤無迅 2009/06/09-20:42 No.[6468]    湖上に浮きし王子の骸(むくろ)
アールヌーボーの付けとしては少し大袈裟でしょうか・・・
されば、漢詩風に
    湖上に独りおとがゐを掻く
ちちろ 2009/06/09-21:20 No.[6470]  ●北斎漫画がジャポニスム呼ぶ
  ●ヘップバーンとの楽しい休日
千年 2009/06/09-22:01 No.[6471] ツァラツストラが打越です。預言者の名とはいえ、人名は避けてほしいですね。「独り」も近くにあるし・・・西洋からは去ってください。
皆様、よろしく。花前なので、あっさり、遣り句的なものでも。ワインは既にでてるし・・・
ここまできたら、打越(観音開きになるのを)を気にせず、浮かんだことを何でも出してみたらおもしろいですね。
千年 2009/06/09-23:10 No.[6472]

〇二つがホント シンニョウの点
〇人に木を書き休んでいます
〇財布忘れて戻る階段
〇野ざらし紀行書写のひと時

「国会通り」と「トウキョウ」なら打越ですが、ベルリン、パリは「ツァラツストラ」の威力で打越とはしませんでした。念のため・・・・

千年 2009/06/10-13:27 No.[6473]

湖上の線で・・・何か・・
〇パイプ談義で過ごす休日

いろいろ付けてみましょう。

伊藤無迅 2009/06/11-00:55 No.[6474]

それでは、心に浮かぶままに、

 ・湖上に翳る高楼の影
  ・湖上を渡る横しまな風
  ・湖上を渡る綿雲ひとつ
  ・湖上のはるか宵雲の立つ

皆さんもどうぞ。 

谷地元瑛子 2009/06/11-10:20 No.[6475]

*レンク筋トレのため参加しました。読み捨てにしてください。eiko

初の個展へ湖上タクシー
のぞいて過ぎる時計屋の前
長き尾を立て凱旋の猫

千年 2009/06/11-11:25 No.[6476]

無迅さん、すみません。ここは打越に預言者、宇宙のイメージが流れているので、ここは日常に戻りたいところでした。落語の落ちではないですが、花前にすっと日常(今の現実・俗)に戻りたい感じなのです。「湖上を翳る高楼の影」は中国の詩人文人の世界を思わせ、漢詩文調も欲しいところですが、私には、右に西洋、左に東洋といった感じ(観音開き)で重なってしまうのです・・・

俗に戻って、
〇原稿料の振込みを待つ
(亡命作家の現実 花のパリの雨に打たれるしかない)
てな感じで進めましょう。
無迅さんはじめ連衆の皆様、花の座をお願いいたします。挙句もついでに考えてください。よろしくお願いします。

谷地元瑛子 2009/06/11-13:33 No.[6477] 実に良い付け筋ですね。
いよいよ花!
つゆ草 2009/06/11-18:48 No.[6478] 手に入った原稿料で恋人に・・
   愛情の数だけ花の束届き
結婚まで至り
   白無垢の花より勝る美しさ
あるいは
   黄昏て藤金色の夜叉となり
千年 2009/06/11-21:57 No.[6480] はい、花の座、他の皆様もどうぞ。
閑話休題。今日、昔一緒に連句を巻いていた木々(ぼくぼく)さんことコラムニスト上原隆さんから久し振りにメールが入り、朝日新聞夕刊Beに連載していたものが「にじんだ星をかぞえて」(朝日文庫)になり、その解説を書いている穂村弘さんの文章「「本当のところ」の味」を読んでみてとありました。
付き過ぎ・・21日の芭蕉会議の集いの講演者・・・
「原稿料の振込みを待つ」上原さんも芭蕉会議の集いへお誘いしておきました。まったくおかしい・・・
千年 2009/06/11-21:59 No.[6481] つゆ草さんの付けでは、黄昏てがいいのですが「花」がない。
千年 2009/06/12-00:03 No.[6482]

「冬の日」では、名残の裏の花の座、挙句は、
〇「けふはいもとのまゆかきにゆき」「綾ひとへ居湯に志賀の花漉て」「廊下は藤のかげつたふ也」
〇「おもひかねつも夜るの帯引」「こがれ飛ぶたましひ花のかげに入」「その望の日を我もおなじく(芭蕉)」
「ひさご」では、
〇「医者のくすりは飲ぬ分別(芭蕉)」「花咲けば芳野あたりを欠廻り」「虻にささるる春の山中」
「猿蓑」では、
〇「御留守となれば廣き板敷」「手のひらに虱這はする花のかげ(芭蕉)」「かすみうごかぬ昼のねむたさ」

「炭俵」では、
〇「晒(さらし)の上にひばり囀る」「花見にと女子ばかりがつれ立ちて(芭蕉)」「余の草なしに菫たんぽぽ」

現代連句では、
〇「ぜんまいが立つくらやみの中」「いつまでも夢の花満ち花ふらす」「踏絵済みたるあとの静けさ」
〇「だらりと下がるアフリカの地図」「花冷を緋鯉揃ひてよぎりけり」「機織る日永きりはたりちゃう」
〇「イカ徳利は熱燗にして」「行き倒れても花を浴びつつ上向きに」「春の行方を断崖が断つ」
ほんの一例です。
匂いの花といわれる花の座ですが、自然に詠み込んでいる感じもありますね。

千年 2009/06/12-00:32 No.[6483] 「井の端の櫻あぶなし酒の酔」
延宝天和の頃のお秋さんの句もいいですね。山田文法の山田孝雄は「櫻史」のなかで、「俳諧にて櫻をよめるもの極めて多し。人口に膾炙する貞室の「これはこれはとばかり花の吉野山」より芭蕉の「奈良七重七堂伽藍八重櫻」に至るまで名句また少なからずといへども、秋色のこの句のごとく花の名(秋色櫻)になれるもの古今に絶えてなし。・・・」と絶賛しています。親孝行ネタの講談にもなっています。秋色櫻は上野の文化ホールの近くにあります。余談でした。酒がワインしか出ていないもので・・・
つゆ草 2009/06/13-17:29 No.[6485] 駄作の責任をとりて
  黄昏て枝垂桜の薄化粧
  乱れ舞ふ桜ふぶきの胸の内
  咲き満ちて心も満ちて花に酔ふ
皆様も21日までの完結にむけて入れて下さい。
千年 2009/06/13-20:59 No.[6486] 「花」がないと言っているのに・・・
はい、いただきます。
黄昏の橋でなく・・・枝垂桜の薄化粧 いきましょう!
千年 2009/06/13-21:33 No.[6487] はい、挙句をお願いいたします、春の短句。
千年 2009/06/13-22:07 No.[6488] 〇自動ドアから見える陽炎
ちちろ 2009/06/13-22:10 No.[6489] ●漁村の春を謳う賛美歌
谷地元瑛子 2009/06/14-07:57 No.[6491] 今宵会う人皆美しき  与謝野晶子
つゆ草 2009/06/14-09:44 No.[6492] ちょっとしつこかったかも・・すみません。採用して下さり有り難うございます。
千年 2009/06/14-11:47 No.[6493] 連句は遠慮してたらおもしろくありません。つゆ草さんと四つに組んだ感じで楽しかったです?!
さて、ちちろさんの句ですが、春と賛美歌は発句や折立に「ある」ので使いたくなし。漁村→海、賛美歌→初虹といった感じで連衆合作品として、
●海の向こうにかかる初虹
といった感じで、情景の挙句といたしましょう。打越が俗っぽい人情句ですので、ここは場の句でいきましょう。
千年 2009/06/14-12:11 No.[6494] おかげさまで、来週の芭蕉会議の集いまでに巻き上がることができました。雅量不足ゆえ、いたらぬところ多々ありましたが、お許しください。
ちょうど、海紅先生の「おくのほそ道」や「野ざらし紀行」の講義と重なったこの「新緑の」の巻、なんとも至福の二ヶ月でありました。「美しい五十代」の端緒を飾ることができました?!どうも有難うございました。
谷地元瑛子 2009/06/14-15:04 No.[6495]

お捌きありがとうございました。
会員になって初めての連句、みなさまとお知り合いになれて
嬉しいです。
I just love our last verse!

eiko yachimoto

つゆ草 2009/06/14-21:44 No.[6496] 何だか最後はアッと言う間に進んでしまいましたね。未熟な一参加人でしたが楽しく加わることが出来嬉しく思います。有り難う御座いました。
ちちろ 2009/06/15-08:29 No.[6497] 千年さん、ありがとうございました。
挙句の「賛美歌」は発句の「マリア像」に呼応させようと考えたのですが、少し付き過ぎでしたかね。
挙句がちちろ作とされるのは申し訳ないくらいですが素直に受け取らせていただきます。ありがとうございました。
千年 2009/06/16-17:14 No.[6498] 今日、本屋の俳句コーナーに寄ってみると、脳梗塞で療養中の作家・野坂昭如さんのひとり連句の本(ランダムハウス講談社)が出版されていました。三十六歩一歩も帰らず、ただ先へ行く心で巻くんですが、一歩前進二歩後退といった感じでもいいから、連句療法という世界もまた成立する連句文芸には、その器の自在さがあっておもしろいですね。帯文は町田康でした。
もう、20年以上前に、新宿のホテルで、野坂氏と同じエレベーターに乗り合わせたことがあって、深い「含羞の人」といった印象を受けたことを思い出しました。
千年 2009/06/19-03:28 No.[6500] プロレスの三沢の死は・・・・「受身」ができなかった。
プロレスと俳諧の運動は似ているものがある。
夜の妄想・・マスコミ的に騒々しいのはいやな俳諧、しかし騒々しさがとりえの俳諧も・・そろそろこの興行も格納していただきましょう。