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 ■201305_02
 海紅   2013/05/16-13:15  No.[8003]
    身の丈を下駄に乗せゆく薄暑かな

椎名美知子   2013/05/21-11:39  No.[8004]
 
    解放感を読み取りました。
重圧のかかる仕事を終え、ほっと見上げると初夏の空。
やっと自分を取り戻せたときの解放感。薄暑のさわやかさに共通した感覚。いいですね。
もしかしたらこの感覚を味わうために、新しいこと、身の丈以上のものに挑戦もするのかも。自分につたない経験に照らし合わせ共感しました。
下駄もいいですね。履くものも、着るものも、心も開放して初夏を満喫したい、深呼吸をしたくなりました。

  菫程な小さき人に生まれたし  漱石

この句を何故だか思い出しました。
 

椎名美知子   2013/05/22-12:57  No.[8005]
 
    上記、生意気な書き方をして恥ずかしいです。

部屋にこもって原稿を書かれていて、ようやく脱稿。
ほっとして作者は庭下駄を履いて表に出て一服・・
ご自分を取り戻した一瞬をとらえた句では。
俳句は575の短い中にその背景を、読み手に勝手に想像させる面白いものじゃないかしらと思っています。
 

山房の海紅   2013/05/23-10:30  No.[8006]
 
    初夏の散歩。170センチと少しのボクの体躯を一足の下駄が支えて運びゆく。昨日と違い、少し汗ばんでいる額や首筋に触れながら、アヽ確かに夏が来ていると思う。共鳴に感謝します。
 

椎名美知子   2013/05/23-22:32  No.[8007]
 
    少し深読み?でした。
でも、この句、想像をたくましくさせてくれるものがあって、いいですね。「身の丈」「下駄」「薄暑」の取り合わせでしょうか。

 

千年   2013/05/28-20:59  No.[8008]
 
    共鳴のトンネル抜けて緑陰に
 

椎名美知子   2013/05/29-11:57  No.[8009]
 
    千年さん 
解放感と拡がり。爽やかでいいですね。
「運びゆく」は動的でしたね。
 

椎名美知子   2013/05/29-12:02  No.[8010]
 
    訂正です。「乗せゆく」でした。
 

千年   2013/05/30-22:51  No.[8011]
 
    共鳴の夏のトンネル父がゐる
という感じでした。
父親が入院し無事退院したせいもあり、かつての若い父親がこの句から想起されました・・・
 

椎名美知子   2013/05/31-20:42  No.[8012]
 
    よかったですね。ほっとなさったご様子うかがわれます。どうぞお大事に。
下駄はすでに郷愁となって、絵が浮かびますね。
 



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