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 ■201301_02
 海紅   2013/01/21-16:15  No.[7968]
    雪を告げ訃を告げ留守番電話切れ

椎名美知子   2013/01/24-11:29  No.[7969]
 
    「雪を告げ」から始まる句で、訃報を告げてきた地の距離を感じ、亡くならた方は身近な大事な方で長患いで周囲も覚悟していた死であることがうかがわれます。
「とうとう逝ってしまった」という落胆と、「大変だったね。ゆっくりおやすみなさい」の気持ちが交錯して、留守にしていた家の寒さが急に身にしみてくるようで、カタカタ震えが出る・・・かつて味わった気がいたします。「雪を告げ」てくれたのは、これから向かうものへの配慮。
留守電をきいたあとの気持は読む者が自分の体験に照らし合わせて、いろいろ想い巡らすのでしょうね。

 

山房の海紅   2013/01/24-22:03  No.[7970]
 
    ありがとうございます。椎名さんのコメントで、この句を残す勇気が生まれました。
 

三嶋泰   2013/02/01-05:33  No.[7971]
 
    このようにイメージを重ね合わせ、リズムに乗せて、余韻を響かせる句は大好きです(主宰である先生に対しては大変失礼な表現ですが・・・・)

まず、「雪」、「訃」、「留守電」のイメージが重なり響き合う空間が良いと思います。
次にそれらを「告げ(E音)」、「告げ(E音)」、「切れ(E音)の」のE音のリズムに乗せて、最後の「切れ」で余韻の楽しみを読者に任せている。
こういう余韻のある句を作れたらな〜。


 



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