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 ■201606_01
  海紅   2016/06/01-14:00  No.[8324]
    緑蔭に居て一記憶明らかに

茫るぺん   2016/06/05-16:09  No.[8325]
 
   

「緑陰」 の べんち に
あげは が  いろどり を そえる

ちいさな ちょう を かたどり
れいあうと された
ふじ ・ の ・ はなぶさ  は
らいねん まで おあづけ


「緑陰」 の  のどかさ に
ほのじろく すける 「記憶」 の そう

ふじょう する  ちいさな まりも
その な  は  せいもん
ひとつ  また ひとつ   また   ひとつ
あ ・ あ  どこか で きいた   あのこえ


「緑陰」 の やさしさ に
よみがえる 「記憶」

らせん ・ じょう に  ひとつ  ひとつ
つらなって いく  せいもん
しみいる しらべ  に
ぼく ・ の ・ なか  は  あふれそう


< そろそろ  このへん で  いっぷく ∴∵ しよう ! >


「緑陰」 の  しずけさ に
しばらく  み  を  ゆだねて ─────


 

啓子   2016/06/17-21:38  No.[8327]
 
    緑蔭にいるとなぜか遠い記憶が蘇る。緑蔭の中はまるで深海の中にいるように暗く、心が沈んでゆく。外は明るくきらきらと眩しい。その明暗のコントラストが、私たちを遠く遠くに導くのか。
作者は、今、緑蔭に居て、あるシーンをある思いをはっきりと思い出されたのである。
 



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