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 ■201509_02
  海紅   2015/09/18-13:14  No.[8258]
    虫すだく暗きに枕三つ並べ

yumi   2015/09/24-22:53  No.[8259]
 
    枕二個だったらドキッとしますが、三つとは一体誰の枕なのでしょう。普通に考えれば、父、母、子でしょうか。
前句とのつながりからいくと、作者は子の立場だと思います。前句の鑑賞に「看取り」という言葉が出てきましたが、「暗きに」ですから、お父様はもしかしたら、かなり弱っていらっしゃるのではないでしょうか。
そういう状況を想像しますと、この句が切実に胸に迫ってきます。
 

茫るぺん   2015/09/28-12:11  No.[8260]
 
   

────  鎮守の 森の  三本の  すずかけの木 ────



kodai という国の 鎮守の森に 立つ 三本のすずかけ
ふわぁ〜の木 ・ まぁ〜の木   そして  boku の木

boku の木 は
神のごとく佇む ふわぁ〜の木の その威厳 に あこがれ
女神のように うつくしい まぁ〜の木の
やさしい風情 に ときめいて
目をクリクリさせ
「いつか あかちゃん苗木 を プレゼントしたい」と うっとり


けれども  悪天候が つづく ある日
boku の木 は
暴風雨と たたかう ふわぁ〜の木の 烈火のまなざしに 凍った
まぁ〜の木への 夢のすべてを 見透かされて しまった  と 
呼吸を あわせるように
鎮守の森の 風たちも いっせいに 非難し
責めたて        まるで しゃ〜まん

ふわぁ〜の木の ごわごわした 葉ずれの音に
まぁ〜の木の やさしい香りに
罰を 受けるのではないか
罪深いことを してしまったか
と おびえる日々 ─────



「 けれど よ〜く 考えてごらん !」
秋の日の 太陽 が  ほほえんだ

boku の木よ
ふわぁ〜の木 と まぁ〜の木 は とくべつの 間柄だ
と 気づく ≪時≫ が きていたのだね   だから ・・・・・
だが 君は 悪いことなど してはいない
まぁ〜の木に 恋をして
心をつくしたいと 無邪気な夢 を みていた ・・・だけ
想うこと ・ 夢みること は 自由 なのだよ


まちがっているのは
しゃ〜まん気取りの  鎮守の森の 風たちのメッセージ

しゃ〜まんに 呪縛を 返上するとき が きているようですね  と



※ 童子の ファンタジー を 想像してみた。 

 



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