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 ■201505_02
  海紅   2015/05/15-13:55  No.[8220]
    東京は埋め立ての町夏祭

茫るぺん   2015/05/23-14:05  No.[8221]
 
   


ひびき・りずむ が 心地よく
和太鼓の音が きこえてきそうな句。
祭 の活気が つたわってくる。


埋め立て工事は 江戸・初期からの話 とか。
材木商の 吉田勘兵衛さん が 発案者 とか。

あたらしい村ができ 町ができ
その地を盛り上げたい
と 祭 の企画が 増え。

人が ふえ ごみが増え。
ごみを埋め立てては 新しい町がつくられ
発展してきた 東京。


名残りの 祭 は ビルの町・おしゃれの町 東京
を 今年も 盛り上げ。
夏のいっとき 人々の心をあつく燃やして。



 

yumi   2015/05/23-22:54  No.[8222]
 
    茫るぺんさんがおっしゃるように、下町の神輿のかけ声や夜店のにぎわいが聞こえてくるような気がいたします。かすかに川風も吹いているでしょうか。

様々な人が流れ込んで膨張、発展してきた日本の首都、東京。夏祭には、あの寅さんも店を出してたりして……。
江戸川沿いの葛飾柴又には帰る家があり、おいちゃん、おばちゃん、しっかり者のさくらがいつも暖かく迎えてくれる――そう、東京は庶民がきっちりやってる所なんだぜと、この句を見て、なんだか嬉しい気持ちになりました。
 

研究室の海紅   2015/05/27-16:05  No.[8223]
 
    幼児期から祭りの賑やかさが嫌いな、引っ込み思案の子どもだったが、上京して最初の吟行句会が三社祭り見物であったことがきっかけとなり、人の暮らしと祭りという信仰について興味を持つようになった。埋め立てられて拡大してゆく大江戸の270年という時間の流れと、人いきれは、引っ込み思案なボクには、ねたましいエネルギーである。最初に教鞭をとった都内の高校で、祭りの二日を無届けで休んで、祭り明けに、日焼けとしゃがれ声のけろっとした顔で登校する男子に出会った。そのとき、なんだか三島さんの小説に出てくる、勉強とは無縁の少年はこんな子なのかなと思った。時々思い出す記憶だが、その子の名前も顔も甦ることはない。
 



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