■202401_02 海紅 2024/01/18-16:13 No.[9160] |
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彼も亦すつかり白髪避寒宿 | |||
蛙星
2024/01/20-06:37 No.[9161]
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この句の「彼」とは宿の主人か、あるいは旧来の知人か。どちらにしても「彼も亦」でお相手も男性、「すつかり白髪」で「久々に会う」事がわかり「懐かしいな」と笑顔で酒を酌み交わすような景が浮かびます。「省略」の良い例ではないでしょうか。 僕ではなかなかこのような秀句は詠めません。一生勉強ですね。ありがとうございました。 | |||
山房の海紅 2024/01/21-16:41 No.[9162] | |||
私の生まれ育ちは北海道(雪国)で、その頃の友人を迎えて旅をした際の句です。白髪や薄い髪の毛を確認し合って「一所懸命生きてきた結果だよ」と認め合いました。 いつもありがとうございます。 | |||
美知子 2024/01/24-17:56 No.[9163] | |||
ようやく叶った邂逅。その喜びが目に見えるようです。お声まで聞こえてきそう。 彼も亦すっかり白髪避寒宿 「彼も亦すっかり白髪」に、長い交友がうかがわれ、久しぶりに逢えた時の喜びがあふれ出ていて引き込まれました。歳をとったなあ、と瞬間思うことは同じ。「お互いにね」後は昔と変わらない遠慮ない会話が弾んで、楽しかったことでしょう。歳をとったことを素直に認めあえる友人はいいなあと思いました。短い俳句でひとつの物語が出来上がっているのですね。 遠方の友から今年も年賀状に「今年こそ逢おうね」の文面。今年こそ叶えたいと思いながら年月が流れてれてしまっています。 | |||
山房の海紅 2024/01/24-20:19 No.[9164] | |||
お忙しいでしょうに、書き込み感謝。二月の再会を前に、このたびの能登半島地震で金沢のK氏は、新潟のSさん、Iさん、Tさんにお変わりはないだろうかと心配しています。 足湯して女九人春浅し 海紅 窓あけて吊しびなにも少し風 同 皆様との旅で記憶に残っている句です。 寒中お気をつけください。 | |||