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 ■201808_02
 海紅   2018/08/17-13:16  No.[8564]
    まだ眠りゐるや茗荷の花ななめ

yumi   2018/08/25-18:24  No.[8565]
 
    茗荷の花を見たことがないので、ななめにつくのかしらと図鑑を見ましたら、なるほど茗荷の子からいろいろな方向に淡黄色の花が出ていました。
昔はどこの家の庭にも隅に茗荷が植わっていたそうなので、庶民の暮らしに身近な香辛野菜です。

まだ眠っているのは、昼寝中の子どもだと思います。
子どもの様子をひょいと見に来た親の句か、または一緒に昼寝していたのが、親の方が先に目覚めて、籠枕に頭をのせたまま庭を見ると、知らないうちに茗荷の花が咲いていたところかなと思いました。

何年か前の海紅句抄に

  父と子の三尺離れ籠枕

というのがあって、好きだったのですが、久しぶりにそれを思い出しました。
どちらの句も、夏の日本の座敷や庭が思い浮かびます。

 

茫るぺん   2018/08/26-10:42  No.[8566]
 
   

小鳥めく めざめの  朝
飛び石 づたいに  庭をめぐれば 。

夢のつづきのように ────
やわらかな 陽ざしに  まどろむ茗荷の蕾
まなうらを駆ける   まぼろしの花びら も 。

せつなげにささめく こかげの風 。
湿った土がふいに  原初の薫り を はなつ 。


──────── 初秋の 一隅 。




 気マグレニ、リセット シマシタ (笑)。



 



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